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❅·̩͙40 ページ40

美味い美味いとアホみたいに
同じことを言い合いながらお弁当を食べる皆を見て、
だてがニコニコしていた。



私はそんなだてを見てニコニコしていたのだけど
ふっかの突然の提案により微笑ましい気持ちは消えてしまった。



深「ねぇお嬢さん、今日ドライブ行こーよ」



そのセリフは、きっと運転する側が言うんだと思うよ。



佐「あ!俺も乗りたーい!」


宮「何人乗りなの?」


「普通に5人乗り」


阿「じゃあ乗ったことある佐久間と翔太は省いて
ふっかと照と俺と舘さんでいいね」



なぜかスタートラインにも立たせてもらえてない年下組。
というか、運転しないっつの。



首を振ればええーーとブーイングが起こった。
足をジタバタさせて要求が通るのは赤子だけです。
みっともないよ総長。



「緊急事態の時以外は運転したくないの」


深「やだ、乗りたい」


「話聞いてる?」



第一、こんな公道走ってたら目立って仕方ない。



夜にかっ飛ばすには最適の車だが
生憎私の技術ではランボルギーニをかっ飛ばせない。



目「なんで俺らは最初から除かれてんの?」


『うわっ!びっくりした!!』


ラ「しょっぴーの声にびっくりしたよ。康二くんが」



後ろを見ると、向井がずっこけている。
そのあまりのポーズに意図せず笑いが漏れてしまった。



向「笑われたやんか!」


『知らねぇよ!めめが耳元で言うからだろ!』



賑やかだなあ。
平和だなあ、と岩本がくれた唐揚げを口に入れた。



すると、なぜか隣の渡辺が前に飛んでいった。
瞬時に顔が険しくなった周りのメンバー。
敵襲かと私も身を固くすると。



宮「…ルーナ?」



だてが呟いた。



赤色のリボンをゆるーくつけた黒髪ふわふわロングの女の子が
突き飛ばした渡辺を凝視している。
まるで彼以外は見えていないみたいに。



『ってぇ…弁当落とすとこだったし…んだよ誰だよ』



彼が振り返る。
目が、驚愕に満ちた。



『なんで、ここにいんの』



彼だけを見つめていた視線がちらりとこちらを向く。



「 だれ、この女! 」



…そのセリフ、そっくりそのままお返ししますけど。




to be continued…

あとがき(仮)→←❅·̩͙39



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hrr - おもしろくて一気読みしました!続き楽しみにしています! (4月10日 14時) (レス) id: 5934ce0412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャ | 作成日時:2024年3月20日 19時

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