君も家族

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翔太side42



帰ってきた康二。


リビングのカーペットでスノーとくっつきあったり、遊んでたりする姿は、この3週間ずっと見たかった光景だった。


ただでさえ細かった体が、また更に細くなってしまって、服がかなりブカブカそうだし、常に寒くないか心配で、俺らからは暖かすぎるくらいの暖房で部屋を温めた。


大介)楽しいのは分かるけど、はしゃぎすぎないでね〜笑

康二)ぁ、うん笑

ラウ)ねぇねぇ康二くん聞いて！
今日ね、シャンプーしてあげたらスノーがめちゃ気持ちよさそうな顔したの！
だから可愛くて頭撫でてあげたら、体ブルブルさせて、俺ビショビショになっちゃった！笑

康二)えー！笑

ラウ)しかもそれ見て、みんな大爆笑して、誰も助けてくれなかったの笑

翔太)あのラウールの顔はおもろかったわ笑
びっくりしすぎて、見たことない顔になってたし笑

康二)みたかったな笑
でも、スノーもごめんなさいしなアカンよ？

スノー)クーン、、(ぺろぺろ)

ラウ)かわいいから許す！


ラウールはスノーに顔をぺろぺろしてもらうと、上機嫌でスノーに抱きついた。


ラウ)ねぇ！そういえば、康二くんって関西弁しゃべるの？

康二)え？関西弁出てるかな？

ラウ)スノーと話す時だけ出てるよ

康二)あー、そうかも笑

ラウ)俺らと話す時も関西弁にしてよ！
俺、康二くんの関西弁すき！

蓮)俺も好きだよ

康二)そお？でも恥ずかしいよ笑

翔太)俺も聞きたい。無理に出さなくてもいいけど、関西弁の方が康二の素が出てる気がする。康二のありのままを俺らにも見せてよ。

康二)うん笑。ありがとう！

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