からのドタバタ ページ12
A「……という、夢を見ました。」
佐「へぇー！」
向「なんやそれっぽいなぁ！さすが、俺らの事よぉみてる、Aちゃんらしい夢やな！」
いやぁ、なかなかリアルだったんすわ。てかこんなに覚えていることにびっくりよ。
さ、お酒おかわりしよ。
A「阿部ちゃん、タブレット貸してください、モヒート飲みたい」
阿「あ、俺が頼んどくよ」
A「いつの間にかノンアルに変わってるといやなんで自分で頼みます」
阿「バレたか…ほどほどにしてね」
A「明日も仕事ですから、ほどほどにしますよ」
阿「ほんとかなぁ…」
ぴぴっとタブレットを操作すると、すぐにマスターがモヒートを持ってきてくれる。マスター早い。何人いるんだろ。アンドロイドじゃないのかな。
くぴっと一口…あーーー♡おいしい♡
目「え、てかさ、ひとつ気になってんだけど」
ラ「なに？」
目「Aさん、ちとせちゃんを寝かせてる間、パパと上の子はみんなと遊んできて…って言ってたじゃん」
A「あー、うん、そうそう」
深「どゆこと？」
ラ「あ！そうじゃん！」
佐「えっ！それってさ」
岩「俺らのなかに、旦那がいるってこと？」
宮「なるほど」
渡「………誰だよ」
向「ほんまやん！だれ！？」
…え？
あ、まぁそうなんだけど、そこまでギャーギャー言うもの？
佐「ちとせちゃんが1歳半ちょいなら、２歳のめめんちは違うでしょ」
目「いやいや、年子だってあるじゃん。それ言うなら結婚してたら同じ名字だから、阿部ちゃんなんて呼ばないでしょ」
阿「それはめめも一緒じゃん、こーじのとこなんか人見知りしてたんでしょ？親相手に人見知りしないでしょ」
向「あかちゃん返りで妹に触るのためらっとる説もあるやんか！ふっかさんかて、ふっかさんが旦那やったら、そんだけ甘やかしたらAちゃんぶちギレるやろ！」
深「下の子の面倒見る間上の子は俺に任せてくれてんのよ！てかひかるだって…」
いやいやいや、そんな夢の話で争われても…
まぁけど…ないこともない、のか？
まぁないか。
夢だからいいんだよね。
たのしい夢だった。また見たいな。
.
SN「「結局だれなの！？！？」」
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作者名：まめ
| 作成日時：2023年6月30日 15時
