ラウくんちは物静か ページ11
凛ちゃんをだっこしてめめくんを待ちながらゆらゆらしてると、目の前に影。平均身長より高いこの子は賢斗くん。
さすがクォーターなだけあって、キレイなお顔をしている。すばらしい。
A「けんとくん、しーね、いま凛ちゃん眠いから」
ラ子「コクッ(頷)」
言った通り静かに、凛ちゃんを凝視している笑
賢斗くんは凛ちゃんが生まれたときからしょっちゅう会っていて仲良しやから気になるのかな。
ラ「賢斗、なにやってんの」
ラ子「しーっ」
ラ「なに?」
A「寝そうなの」
ラ「あっ、ごめん」
賢斗パパが来ましたよ。いやいや2人で凝視せんでも。そんなに見ても何も変わらんよ。
ラ子「…寝た。もうベビーカー乗せてもへーき」
A「お、そうなの?よっしゃ」
…よくわからんけど、凛ちゃんのことに関して賢斗くんが言うことが外れたことは殆どないから。言われた通りにベビーカーにおろすと、ほんとや、起きへん。さすが…
A「ありがとね、教えてくれて」
ラ子「ううん、凛のことならわかるから」
A「さすがだねぇ」
ラ「で、凛ちゃんをAさんに任せて、パパはどこ行ったの?」
A「ん?いま飲み物を…あ、戻ってきた」
コップをふたつもってこちらに小走りで駆けてくるめめくんの姿。
あー、ふたつ、ごめんよ…
目「ハァ…おまたせ、ありがとう」
A「ごめんめめくん、凛ちゃんねちゃった」
目「え!?寝た!?」
A「うん、めめくんが言う通り眠かったんだね、座って待ってる間に船こぎだして、だっこしたらコテンだよ」
目「あ、そ、いや、寝たならいいや、逆に」
A「ほんと、よかった。あ、ありがとうりんごジュース、お金払うよ」
目「いや、助けて貰ったし、これはお礼で貰って」
ラ「じゃあもうひとつは俺が貰うー!」
目「バカか、やらねぇよ。賢斗、オレンジジュースやるよ」
ラ子「あ、ありがとうございます」
相変わらずなかいいな、この2人は笑
それにしても、賢斗くんはイケメンやし、凛ちゃんは美人やし…めっちゃ美男美女やん!
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作者名:まめ | 作成日時:2023年6月30日 15時