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向井side
向井『あ、え、っ、と...むかい、こうじです。』
佐久間『ちょ！康二、人見知りですぎ笑』
向井『やって..、あ、うー、』
言葉が纏まらん。
なんて言ったらええかわからんもん。
宮舘『宮舘涼太です。ふふ、俺も緊張してます。よろしくお願いします。』
くすくすと笑いながら手を出してくれただて。
その表情は、少しだけ昔と同じようで涙がでそうになったのを慌ててこらえる。
宮舘『向井さんのことはなんて呼べばいいですか？』
向井『康二！あ、康二って、呼んでほしいです...。』
宮舘『じゃあ、康二って呼びますね。』
佐久間『涼太、あと皆タメ口で話してたからさ、タメ口にしよ？』
宮舘『うん。じゃあ康二、よろしくね？』
向井『おん！よろしく！あ、えっと俺はなんて呼んだらええ？』
俺がそういうとだては少し迷った顔をした。
それは先程もで、阿部ちゃんが【舘さん】と呼んだ時、一瞬顔を曇らせた。
なにかひっかかるのかもしれへん。
宮舘『俺は、康二にはなんて呼ばれていたの？』
向井『俺は、だてって呼んでたで。』
そう返すとまた少し考えた後、急に呟いた。
宮舘『あ、あの声の人...。』
3人『え？』
佐久間『涼太、なにか思い出したの？』
宮舘『いや、思い出したわけじゃないんだけど、夢で呼んでた声と康二の声が一緒だったから。
だてって、呼んだ人は1人だけだったの。だから、もしかしたらそうかなって。』
阿部『そうだったんだ...。』
むちゃくちゃ嬉しかった。
まさか夢の中での事を覚えていてくれとったなんて。
誰だかはわからんくても、今、 こうして俺やって認識してくれたんがほんまに嬉しくていつの間にか堪えとった涙がポロポロと落ちてきた。
宮舘『え、あ、えっと、ど、どうしたの？』
佐久間『ちょ、康二〜！康二が泣いたら佐久間さんもっ...泣』
向井『っ...やって、声だけでも、こうやって気づいてくれたんが、嬉しかったんやもんっ...泣』
阿部『康二、よかったね。』
向井『おんっ...泣、あ、あの、だて...泣
ぎゅっ、って抱きしめてもええ？』
宮舘『え？』
佐久間『康二ね、スキンシップ好きなんだ。
安心するんだって。涼太、いい？』
宮舘『そ、そうなんだ。えっと、どうしたら...？』
だては戸惑いながらも、許可してくれた。
だてのもとに行き、ぎゅっと抱きつく。
久しぶりすぎるだての匂いは凄く安心した。
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リセル(プロフ) - りんさん» そうだったんですね｡どういたしまして｡ (2021年6月10日 9時) (
レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 意味合いはあっているのですが、伝わりにくかったですね。少し訂正します。ありがとうございます。 (2021年6月10日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません､更新された47ページ目で､高そうってなってますけど合ってますか? (2021年6月9日 22時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» どういたしまして!また更新されるのを楽しみにしてますね! (2021年5月31日 9時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます！ (2021年5月31日 7時) (レス) id: e57e83a78d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年4月4日 21時
