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大介side
宮舘『よかった...ずっと、もやもやしていて。昨日の夜みた夢も、色々な人に呼ばれてた気がしました。
だから、思い出さなきゃって、思って、でも、頭が痛くなって。なにもできない自分がすごく嫌でした...泣』
だからあんなに顔色が悪かったのか。
滝沢『そうか、でも凄いじゃないか。ちゃんと思い出そうとしてるし、手がかりだって掴んでる。 何も出来てないわけないだろ。そういう姿勢も、昔と変わらないよ。』
滝沢君がそう言って涼太の頭を撫でると、またポロポロと涙を流した。
宮舘『ありがとう、ございますっ...泣』
滝沢『...これからも頑張っていこうな。ただ無理はしないでくれ。俺はそろそろ次の仕事があるからいくな。...あ、俺は君の事を宮舘って呼んでいたから、これからはそう呼ぶな。よろしく。また来るよ。』
宮舘『はい。あ、あの。ありがとうございました。』
滝沢『佐久間、あとは頼んだぞ。』
佐久間『はい！お疲れ様です。』
滝沢君が帰り、涼太と2人きり。
佐久間『涼太。今日は、もう考えるのやめよ？』
宮舘『でも...』
佐久間『涼太が無理やり思い出そうとするほうが、より苦しくなるよ。今日は一緒に散歩しない？っていっても場所限られるけど。』
宮舘『...ありがとう、大介。』
涼太を連れ出して、病院内の散歩。
夕日が綺麗にみれる特別病棟の屋上に来た。
宮舘『綺麗...。』
佐久間『いいよね、ここ。』
宮舘『うん、好きだな。』
佐久間『あ、そう言えば渡すの忘れてた。』
涼太にとって大切な亀梨くんから貰ったバングル。
ロケの日にたまたま付けていたから、血とかで汚れちゃって。クリーニングにだしたら、すごく綺麗にして貰えたの。
宮舘『これは？』
佐久間『ある人から涼太が貰ったものなんだよ。
付けてみて？』
宮舘『うん。』
ただ付けただけなのに、雰囲気が違う気がした。
宮舘『....。』
佐久間『涼太？どうした？』
宮舘『....なんか、凄く大切なものな気がする。』
涼太もなにか感じてるんだね。
宮舘『...だから、いまは付けちゃいけないと思う。
大介。これは、預かっててほしい。』
佐久間『そっか。じゃあ佐久間さんが責任もって預かるね。』
宮舘『ありがとう。』
明日は、康二と阿部ちゃんがくる。
今日よりは騒がしくなるかな。
宮舘『大介。俺、頑張るから。』
夕日を見ながらそう呟く涼太は、いつもの涼太の様で本当に出来るような気がした。
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リセル(プロフ) - りんさん» そうだったんですね｡どういたしまして｡ (2021年6月10日 9時) (
レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 意味合いはあっているのですが、伝わりにくかったですね。少し訂正します。ありがとうございます。 (2021年6月10日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません､更新された47ページ目で､高そうってなってますけど合ってますか? (2021年6月9日 22時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» どういたしまして!また更新されるのを楽しみにしてますね! (2021年5月31日 9時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます！ (2021年5月31日 7時) (レス) id: e57e83a78d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年4月4日 21時
