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佐久間side
滝沢『よ、佐久間。』
佐久間『おはよう、ございます。』
滝沢『...お前、飯食ってないだろ。痩せすぎ。』
佐久間『...すみません。』
滝沢『落ち着いたら、飯いこうな？』
そういって、滝沢くんは頭を撫でてくれた。
本当にこの人には頭が上がらない。
滝沢『目黒の事は、聞いてるか？』
佐久間『はい。照が定期的に教えてくれます。
返事は出来てないけど。』
滝沢『よかった。あいつ、やっぱ只者じゃないよな笑』
佐久間『...はい笑、起きて3日で動き出したって聞いた時はびっくりしました。』
滝沢『だな笑』
めめは凄いなぁって思った。
それに比べて、俺は何をしてるんだろうって自己嫌悪に陥ってもいたけど。
滝沢『よし、ついたぞ。』
佐久間『....』
滝沢『大丈夫か？』
佐久間『...はい。』
ちゃんと、向き合わなきゃ。
そう顔を上げた先に居たのは
佐久間『っ...え？』
目黒『....はっ、はっ....』
スタッフ『目黒さん、もう少しです！』
めめが、リハビリステーションで1人で立ち上がろうとしてる所だった。
滝沢『はは、もっとびっくりしたろ？』
佐久間『めめ...』
滝沢『あいつさ、早く皆に元気な姿見せたいって
病院の先生に無茶いってもうリハビリスタートしてんだよ。』
佐久間『...』
なんてカッコイイんだろう。
めめは、皆の為にこんなにも頑張っている。
じゃあ俺は？
俺は、何をしてるんだろう。
足が竦んで助けられなくて、
年下のメンバーが大怪我して、
涼太は責任を感じて記憶を閉ざした。
あの時俺がちゃんと涼太を助けて代わりになっていたら、誰も傷つけなくてすんだのに。
滝沢『...お前と宮舘にも、いつも通り笑ってほしいんだってさ。』
佐久間『え？』
滝沢『目黒、知ってるよ。お前が罪悪感を感じてるの。それで会いたいって言ってたんだよ。』
佐久間『めめ...』
滝沢『話、してこいよ。
逃げるなんて、お前じゃないだろ？』
滝沢くんは真剣な目で俺を見た。
うん。もう、逃げるなんて嫌だ。
ちゃんとめめに話をして謝って、進まなきゃ。
それで、涼太にもちゃんと話すんだ。
俺が前を向かなきゃ、涼太だって決断できないもん。
そう考えていたら、
目黒『佐久間、くん？
佐久間くん！』
リハビリを終えためめが、俺の名前を呼んだ。
久しぶりに聞いためめの声に涙が止まらなくなった。
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リセル(プロフ) - りんさん» そうだったんですね｡どういたしまして｡ (2021年6月10日 9時) (
レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 意味合いはあっているのですが、伝わりにくかったですね。少し訂正します。ありがとうございます。 (2021年6月10日 9時) (レス) id: 397729a488 (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - すみません､更新された47ページ目で､高そうってなってますけど合ってますか? (2021年6月9日 22時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - りんさん» どういたしまして!また更新されるのを楽しみにしてますね! (2021年5月31日 9時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - リセルさん» 訂正しました。ご指摘ありがとうございます！ (2021年5月31日 7時) (レス) id: e57e83a78d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りん
| 作成日時：2021年4月4日 21時
