大丈夫、俺らなら。

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向井side






しょったはいつもより更に食べなくなって、大事にしてるお肌のケアも疎かにするくらい無気力気味になってしまった。


しばらくは俺の家に泊まって貰いながら、調子が良ければめめの病室にだけ顔を出しに行く感じ。





向井『しょった、今日めめんとこいこうや。』

渡辺『....。』

向井『大丈夫やで。だても元気にしとるはずやから。ひとまずめめんとこいって、だてんとこも見に行けたら見に行こ？？』

渡辺『こうじ...ありがとう。いく。』

向井『ええんやで！大好きなしょったの為ならなんでもするで！！あ、お化け屋敷はもう嫌やけど！！』

渡辺『っふは笑、それは俺もヤダ。』






すこしだけど笑顔が増えてきたから嬉しい。
はやく元気になってや？






ラウール『あ！しょっぴー！！』

岩本『お、翔太。おはよ。』

向井『まって！！2人とも俺はスルーなん？！可愛い康二くんもいんで！！』

渡辺『自分でいうなよ(笑)』

ラウール『だって康二くんいっつも動画送ってくるから新鮮味ないんだもん！！』

向井『めめへの目覚まし歌やねんから！！ラウ、ちゃんと聞いてもらってるん？』

岩本『あれまじやばいんだけど...あ、ラウそういやあれいったあげろよ』

ラウール『康二くん、実はね(笑)これめめの耳元で聞かせてあげたら、見事に顔を歪ませてたよ(笑)』

渡辺・向井『えっ？』





それって...






ラウール『まだね、正確には目覚めてないけど、凄くいい傾向なんだって。だから、ね、しょっぴー、大丈夫だよっ...泣』

岩本『少しずついい方向へ進めてるから。だから、頑張ろうな？』

渡辺『ラウール、照...。うん、そうだな。
っし！』




しょったは気合いを入れる為か頬を軽くペチペチ叩いた。そして俺らの方を向いた顔は、いつもの可愛らしい笑顔だった。





渡辺『迷惑かけて悪かった。もう大丈夫だ。はやくこの真面目バカ共の目と記憶を覚ます為に俺も頑張るよ。』

向井『っこの口の悪さはいつものしょったや〜！！泣』

岩本『っはは(笑)よかった、いつもの翔太だ泣』

ラウール『っしょっぴー！！泣』







なぁめめ、俺ら大丈夫やんな？
絶対、みんながまだ笑顔で笑えるようになるよな？

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