雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ10)

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白｢ﾊｱｯﾊｱｯ、｣

明らかに熱上がってんだろ…ってくらい顔を真っ赤にした真都がソファーに横になってた。

赤『真都ごめんね、ちょっともう1回お熱ピッピするね。
体だらーんってしてていいからね〜』

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ、ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ

やっぱり…38.5℃
上がってる…

赤『あ〜お熱あがっちゃったねぇ、ちょっと和室行こっか。』

そう言って、ぽかぽかというより灼熱のような真都の体を抱き上げて和室に向かった。

紫『あれ、真都お熱ある？』

和室の片付けをしてた辰にぃがこっちに気がついてくれて、布団をまた出してくれた。

赤『熱38.5℃まで上がってて、座薬挿そうかなって…』

紫『そっかぁー…俺も手伝うよ。物持ってきな？俺真都預かるから。』

赤『ありがとう。じゃあよろしく…』

座薬と診察の道具を持って、和室に行くとしくしく泣きながら布団に横になってバスタオルかけられてる真都と、背中を優しく摩る辰にぃ。

赤『ごめんね、遅くなって。
真都偉いねぇ〜』

白｢すずにぃ…いやぁ…｣

赤『嫌だよねぇ、でも、頑張りたいって思ってくれてるのかな〜って思って嬉しいよ？』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ、｣

赤『真都は頑張れるもんね。ちょっと気持ち悪いだけだよ〜
それじゃあ、お口でふぅーって頑張るよ〜』

白｢ん、ふぅ、ふぅ｣

紫『お、上手だねぇ。
じゃあ、次のふぅーはちょっと長めにふぅーってしてみよっか。』

白｢ん、ふぅ、ふぅーー…ん"あ"｣

赤『嫌だよねぇごめんねぇ、もう少しだからねぇ。』

白｢うえぇぇぇぇん、いやだぁぁぁ〜｣

赤『よし、終わりっ！
頑張ったねぇ〜偉いよ〜』

白｢うえぇぇぇぇん、うえぇぇぇぇん｣

そのまま、落ち着くまでトントンしてたらちょっと落ち着いたみたいで、ウトウトし始めた。