雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ8)

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緑side

今日は真都と一緒にお風呂入りました。
それにしてもさっきからリビングがうるさいんだよな〜なんだろ…

緑『お風呂出たよ〜…って真都どうした？』

リビングに行くと、真都が大泣きしてた。

赤『明日の朝一番で鼻吸引行くんだって〜』

あーそういう事ね…苦笑

白｢やだぁぁぁ〜！｣

紫『真都、最後まで話聞いて。』

白｢ヤダヤダヤダヤダ！おみみやらないもん！｣

紫『だから…苦笑
話聞いて？』

緑『ほら、真都。辰にぃちゃんとお話聞いてほしいんだって。
聞いてあげて。』

そう言って、真都を抱き上げてトントン。
最初はヒクヒクして泣きやめなかったけど、次第に落ち着いてきて話を聞けるまでに。

紫side

紫『真都、お耳痛いの？』

白｢いたくないっ…ﾋｸｯ｣

紫『そっか。良かった。
それでね、今ちょっとお鼻ズルズルしてて嫌でしょ？』

白｢ﾋｸｯ…ﾋｸｯ…ｺｸｯ｣

紫『そのズルズルのお鼻を綺麗にしに行こうって言ってるのね。ここまで分かる？』

白｢んっ…ｺｸｯ｣

紫『お、偉いなぁ。
それでね、明日の朝に慎太郎の所に行って、お鼻ズルズル治してもらおうって思ってるの。』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ…でも、でも…っ｣

紫『ん？でも？』

白｢またおみみやる…ﾋｸｯ｣

紫『お耳痛くなったら、行かなきゃね。
でも、明日はお鼻吸ってもらったら終わり。』

白｢んっ…んっ、｣

紫『嫌だねぇ、でもちゃんと頑張りたいって思う気持ち、にぃには応援したい。』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ、にぃ…ぎゅーっ、して…｣

紫『ん、いいよ。
ほら、来い〜』

白｢ｷﾞｭｯ
うえぇぇぇぇぇぇん、うえぇぇぇぇん｣

紫『怖いよな。大丈夫。辰にぃちゃんと真都のそばに居るから。』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ、ほんとぉ？｣

紫『本当。約束。』

白｢ん、｣

俺の服握ったまま、眠りに落ちちゃって今日は俺と寝ることに。

紫『真都、おやすみ。』

次の日、隣でヒクヒク言ってる声で目覚めた。