雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ35)

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橙side

ｶﾞﾁｬｯ

受『あ、真都君〜
よく来たね、偉い偉い。
今お兄ちゃん呼んでくるね？』

橙『お、真都じゃん！
来れたの？偉いじゃーん！』

「ｺｸｯ､…んーっ…ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

橙『えー笑
今泣くの？笑』

「ｸﾞｽｯ、笑わないでっｸﾞｽｯ」

橙『ごめんごめん笑
よし、じゃあ早めに終わらせちゃおっか。』

「ｺｸｯ､」

橙『ここに、ランドセル置いていいからね〜
ちょっとだけお口の中見てから、お写真撮りに行こうね〜』

今日は学校帰りに、寄ってもらった。
午前午後って予約が入ってたし、誰も家に居なかったから。

橙『ちょっとこれ付けるね〜

じゃあ、ここに頭つけて〜

うん、じゃあおイス倒れるよ〜お手手出さないでね〜

真都、もうちょい上来れる？うん、ありがとう。
じゃあ、この鏡でお口の中診るよ〜
カバさんのお口〜』

「あー…」

橙『お、大きいお口だね〜
ちょっと診せてよ〜？

ん、ちょっとこれで触るね〜』

「んっ、」

橙『これ痛い？
そっか痛いか…

うん、良いよ〜おイス上がるね
うがいして〜』

「…できた。」

橙『よし、じゃあ歯のお写真撮りに行くよ〜』

橙『はーい、到着〜
じゃあ、これ着よっか。ちょっと重いやつね〜

最初はこの機械で撮るからね〜ここの台に登ろっか。

よいしょっ、真都、お利口さんだねぇ〜
これで最後だからね、ちょっと気持ち悪いけどこれカチッって噛んでてくれる？

うん、上手〜
ここに顎乗せるよ〜

…真都〜？』

「…ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」

橙『お写真だから痛くないよ？
この機械ね、なんか音楽鳴るの。
お顔動かさないで、その音楽後で教えてくれる？』

「…ん、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

橙『出来る？

よし、じゃあ後ちょっと頑張っちゃお。』

橙『はーい、おしまい。
真都、動かないで偉かったね。

あ、音楽なんだった？』

「タペストリー…」

橙『正解！
真都すごいじゃん！』

橙『はーい、到着〜！
お、蓮も来てたね。』

黒『真都お疲れ〜

康にぃ、笑気と局所用意してもらっていい？』

橙『了解〜』