雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ27)

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赤『じゃあ、こっちの救急で診るよ。
申しわけないんだけど連れてきてくれる？』

【緑『分かった。今から向かうね。』】

【白「うわぁぁぁぁぁん、びょういんやだぁ」】

【紫『仕方ないでしょ。吐いてるんだから。』】

【白「やだぁぁぁぁぁ〜！ｹﾎｹﾎ、ｵｴｯ」】

【青『ほらほら、気持ち悪いの治してもらおうな。』】

ﾌﾞﾂｯ

桃『みんなには話してきた。
朝のやつとなんか関係あるかな。』

赤『俺、真都が正直に言う機会無くしちゃったのかも…』

桃『…ふふっ、
ねぇ、今日の朝と別人みたいだよ？』

赤『え？』

桃『今日の朝はみんなのために怒ってくれたじゃん。
あれは、真都の口が悪すぎた。
俺が涼太でも、怒ってた。』

赤『うん、』

桃『治ったらさ、仲直りすればいいじゃん。』

赤『…うん。』

桃『さあ、他にも患者は居るよ。
気を引き締めて！』

赤『…よし。』

桃『あ、次真都だ。呼ぶよ。

雪見真都君、診察室どうぞ〜』

緑『ねえ、早く歩いてよ。
イヤイヤ言わないで。』

赤『真都〜？おいで？』

白「ﾌﾙﾌﾙ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、」

桃『お腹痛くてゲーしちゃったんでしょ？
ちゃんと診てもらおうね。
よいしょっと…』

白「あ、い"やぁぁぁぁぁぁ！いかないの！！！」

赤『真都、ほかの子も居るから静かに〜でしょ？』

白「うぇぇぇぇん、やだぁやだぁ、」

赤『はいはい、やだねぇ〜
ちょっともしもしね〜』

白「うぇぇぇぇん、にぃにのいじわる！
きらい！だいっきらい！」

赤『嫌いでいいよ〜
だから静かにね〜』

白「やだやだ、かえるぅ！」

赤『ん〜ちょっと音心配な感じだから、お腹診ようかな。』

桃『はーい、さ、真都〜ベッド行くよ〜』

白「やだ！やだ！みんなきらい！だいっきらい！
ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、ｵｴｯ、ｹﾞﾎﾞｯ」

赤『あら、吐いちゃったらちゃんと診ておかなきゃね。
ごろーんだよ〜真都。』

白「やだぁぁぁぁぁ！」

赤『はぁ、
真都、お腹痛いのはいつからなの？』

白「やだ！きらい！」

赤『嫌いでもいいから答えなさい。』

白「いわないもん！」

赤『そっか、じゃあお腹触るね。』

白「やだ！」