雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ19)

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看『血液検査の結果、来ました。』

ジ『やっぱり、CRP値高いな。
ほぼ確で、虫垂炎だね。帰ってきたら、抗生物質点滴で入れてあげよう。』

真都がCTやってる時に、検査結果が来て炎症してることが分かったからあとは真都が帰ってくるのを待つだけ。

技『終わりました〜
真都君、頑張ってくれましたよ〜』

白「ん、すずにぃｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

赤『偉い偉い。
さっきのお部屋戻ろっか。
チックン頑張ってくれたから、お腹で悪さしてること分かったよ〜
点滴で、お薬入れてあげようね。』

白「ん、ﾊｧ､」

桃『眠かったら寝ていいからね。』

そう大にぃが言うと、すぐ目を閉じた。

優『真都〜ごめんねぇ〜
チクッとするよ〜』

白「んんっ…」

看『画像上がってきました。』

ジ『あ、ありがとう。

うん、手術適用では無いね。』

涼『良かった。
じゃあ、1週間くらい入院だよね？』

ジ『そうだね。』

涼『じゃあ、物持ってこないと。』

ジ『今回、誰付き添う？』

3人で話し合った結果、しばらくクリニックの診療をやめて真都を家で見ることにした。

点滴5日間くらいしなきゃいけないけど、それじゃなくてもストレスかかってる状態でなっちゃったから、病院に入院させると真都の心が持たないなとみんなの意見が一致した。

桃side

あれからしばらく、自宅療養して1週間後。
一応、主治医はジェシーだから病院へ。

ジ『真都、お腹どう？まだ痛い？』

白「もういたくない…」

ジ『そっか、一応お腹触って確かめてみよっか。
そこのベッドゴロンしてね。』

白「ん、」

ジ『ちょっとズボン下げるね。お腹診るよ〜』

桃『真都〜泣かないで〜』

白「ﾋｸｯﾋｸｯ、」

ジ『どうした〜？
ちょっと怖くなっちゃった？』

白「ｺｸｯ、ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

ジ『大丈夫大丈夫。今はちょっと触るだけだからね。

ここ痛くない？』

白「だい、じょーぶﾋｸｯ」

ジ『お、良かった良かった。
他に痛くなっちゃったな〜って所あったりする？』

白「ないﾋｸｯ」

ジ『そっかそっか、
お腹の上コロコロ〜ってやつもやるね〜
もうちょっとズボン下げるよ〜』

優『バスタオル掛けるね〜
ちょっと下げるのお手伝いするね。

よいしょっ…と』

白「ん、」

ジェシーがエコーやりやすいように体勢を整えて、真都の手を握ってあげた。