雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ18)

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病院に着くと、ジェシー達が待合室で待っててくれてそのまま初療室へ。

今日は、あまり要請が無かったらしく静かな初療室に真都の泣き叫ぶ声が聞こえる。

白「やだぁぁぁぁぁ！びょういんやだぁーーー!!!」

ジ『真都〜？お腹痛いんでしょ？
お薬出さなきゃいけないから、ちょっと診せてね〜』

白「いやぁぁぁぁぁ！ﾊｧ､ﾊｧ､」

紫『真都〜辰にぃの顔みて？
大丈夫だから。ね？お腹の上コロコロ〜ってするだけ。』

白「ﾊｧ､ﾊｧ､」

優『今診てるよ〜大丈夫大丈夫。力ふぅーって抜いててね〜』ﾄﾝﾄﾝ

ジ『…虫垂炎の疑い。
血液検査の準備と、CT連絡して。』

優『了解。』

桃『俺、血液検査やるよ。』

涼『抗生剤用意しよう。』

ジ『ちょっとお腹触るね。』

白「ああ"ーーーーー！」

痛みが強すぎて、初療室のベッドから落ちそうになっちゃって、皆で押さえてるところ。

優『痛いところ触られて嫌だね。痛いよね。』

白「ﾊｧ､ﾊｧ､たつにぃｸﾞｽｯ」

紫『ん？』

白「いたいｸﾞｽｯ
いたいのｸﾞｽｯ」

紫『そうだねぇ、あとお腹のお写真撮ってちょっとチックンして真都の痛いのどうしてかな〜？ってすぐ調べてもらえるから。そうしたら、痛いの無くすお薬入れられるからね。もうちょっと一緒に頑張ろうね。』

白「ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、もうやだぁｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

紫『やだね、ごめんね。』

桃『真都〜ちょっとチクッとするよ〜』

白「あ、やだやだ！ｸﾞｽｯいたいぃぃぃぃ、」

桃『ごめんごめん。もう終わるよ〜』

看『CT用意出来ました。』

ジ『よし、すぐ行こう。』

白「ﾊｧ､ﾊｧ､っ」

何とか、CT室まで連れてきたはいいけど

白「ひとりやだぁぁぁ！」

ジ『皆入れないんだ。ごめんね。
少しの間、ひとりで頑張ってくれないかな？』

白「やだ、やだっ！ﾊｧ､ﾊｧ､」

紫『ジェシー、鎮静剤入れよう。
このままじゃ、体と心が持たない。』

ジ『そうしよっか。』

涼『一応、こうなるかなって思ったから鎮静剤持ってきた。
ジェシー、これ使って。』

ジ『あ、ありがとう。
真都〜、ちょっと眠くなるよ〜』

白「やだ、やだっ…」

紫『真都〜？大丈夫だから、ふぅーってしてみよっか。』

白「ﾊｧ､ﾊｧ､ふぅー、ｸﾞｽｯ」

紫『うん、上手だね〜
大丈夫だよ〜お写真終わったら、お手手つなごうね〜』

白「ん、んっ…」

紫『…よし、お願いします。』

技『お預かりします。』