雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ12)

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慎『はい、1回いいよ〜
楽にしててね。』

慎太郎によると、ちょっと鼻の奥の方に入ってるからいつもより長めのやつを使わなきゃいけないんだって。
でも、痛いんだって。だから、抑制帯使って抑制したいんだけどっていう話だった。

紫『そっちの方が安全ならその方がいいかな。』

慎『分かった。じゃあ、レストレイナー使うね。』

慎太郎は、影山さんに準備をお願いして真都にお話をし始めた。

慎太郎side

慎『真都〜ちょっとお話聞いてくれる？

うん、ありがとう。
あのね、真都のお鼻に居る鼻水さんをいつもみたいにチューチューしたいんだけど、今日のやつはねちょっと奥の方に入ってるからいつものふよふよしてるやつじゃなくて、これ使うからね〜』

器具を見せながら説明すると、明らかに泣き顔に…
まあ、わかってる事だよね〜苦笑

白｢いやぁ…ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ、たくや、くんﾋｸｯ｣

拓『そうだよねぇ、怖いよね。
でも、ちゃーんとここに座ってお話聞いてくれて頑張りたいって思ってくれてるな〜って思うよ？』

白｢ん、んっﾋｸｯ｣

拓『ちょっと真都君に頑張ってもらうところもあるけど、みんな傍にいるから、ちょっと頑張ってみようね。』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ、だっこぉｸﾞｽｯ｣

拓『抱っこ？良いよ〜
よいしょ…っと。
大丈夫大丈夫。ベッドにゴローンってして、ちょーっと頑張ってくれたらすぐ終わっちゃうからね。』

白｢ん、ん…｣

最初は、ヒクヒクしてたけど覚悟決まったのかベッドに自分で降りて上向いてくれた。

慎『おー！真都凄いじゃん〜
頑張ってくれるんだねぇ〜』

拓『ありがとう。
じゃあ、お手手出たら危ないからちょっとイモムシさんやろうね〜』

器具を真都の下に入れて、その間に真都をタオルで包んで手と足が出ないように準備。

拓『ちょっと動くよ〜
はーい到着〜ちょっとパチンパチンってしていくね〜』

最初の方はリラックス出来てたんだけど、だんだん動けなくなってきたのに気づいたのか、ちょっと興奮してきた真都。

白｢あ、いやっ…うごけないっ…｣

紫『真都〜大丈夫だよ〜
お手手出しちゃったら、危ないからイモムシさんしてるだけだよ〜？』

そう辰哉くんが言って、レストレイナーの上からお腹の辺りをトントンしてるから、ちょっとずつ落ち着いてきた。