雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ2)

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白｢ただいまぁ…ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ｣

紫『おかえり〜って…どうした？』

白｢たつにぃ〜！うえぇぇぇぇぇぇん〜！｣

紫『どうしたのぉ〜？1回泣くのおしまいにして、お話聞かせて？ね？』

白｢うぇぇぇぇぇぇん〜！うぇぇぇぇぇぇん！｣

ナレ『よほど悔しかったのか、帰りはスーパーからずっと泣いてました。』

紫『はいはい、ほら1回泣くのおしまい。出来る？』

白｢ﾋｸｯﾋｸｯ…ｸﾞｽｯ…ｸﾞｽｯ｣

紫『うん、偉い。
どうして泣いてたのか聞いてもいい？』

白｢おつかい、わかﾋｸｯか、たﾋｸｯ｣

紫『ん？ごめん、もう1回言ってもらってもいい？』

なるべく落ち着けるように向かい合わせになって背中をさする。

白｢ﾝｯ…おつかい、できなかったのぉﾋｸｯ｣

紫『そっかぁ、おつかい出来なかったかぁ。
言ってくれてありがとう。スーパーまでは行けた？』

白｢スーパーにはいって、○○ライダーいた。｣

紫『スーパーには行けたの？凄いじゃん！
○○ライダーが居たの？』

白｢おかし…ﾋｸｯ｣

紫『あ〜お菓子あったのね。
それで、お菓子見てたら分からなくなっちゃった？』

ナレ『流石お兄ちゃん。全部聞かなくとも分かっちゃうらしいです。』

白｢うん、わからなくなっちゃったのぉﾋｸｯ…ｸﾞｽｯ｣

紫『あ、さっきにぃに、なんて言った？
泣くのおしまいだよ〜って言わなかった？』

白｢いったぁ、｣

紫『じゃあ、泣くのおしまいにしないとおかしくない？』

白｢うん、…ないてない！｣

紫『よし、じゃあもう1回言うね。
人参さんとじゃがいもさんを1つの袋の分。
リンゴさんを3個買ってきてください。
ほら、言ってごらん？』

白｢にんじんさんとじゃがいもさんをふくろひとつ！
リンゴさんをさんこ！｣

紫『よし、覚えた〜！
もう1回行ってこられる？』

白｢…おちゃのみたい…｣

紫『お茶ね。水筒持っていく？』

白｢うん！○○ライダーのやつ！｣

紫『…はい、どーぞ。
今飲んで行きなよ。』

白｢ん、ｺﾞｸｯｺﾞｸｯ

ぷはぁ〜！｣

紫『美味しい？
良かった。』

白｢…まいと、いってくる！｣

紫『おう、頑張ってね！』

白｢うん！まっててねぇ！｣

紫『はいよー！』

ナレ『お茶も飲んでエネルギー満タンに充電されました。
次は、ちゃんとできるかな？』