雪見さん家の末っ子は病弱!?7 (ページ1)

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はじめてのおつかいページ1

紫side

今日久しぶりに、お休みを貰った。
真都も学校だし、久しぶりに自由な時間。

紫『せっかくだし、なんか観ようかな〜』

そう言いながら、配信サービスを開くと一番最初に出てきたおつかい番組。

紫『よし、これにしよう。』

開くと、有名なオープニングが流れ始めおつかいがスタートした。

紫『懐かしいな…
皆おつかい経験済みだけど、真都の時は皆より大変だったなぁ…』

いや、これは本当だから！笑

お父さんお母さんは、真都が3歳になる年に海外に行った。
ここの家では、5歳までにお使いをさせるという決まりがあって真都にも期限が迫っていた。
俺たちが最初で最後のおつかいに出す側になったんだ。

ここからは、ナレーションでご覧下さい。

ナレ『さて、今回の旅する小人さんは雪見真都君。4歳です。

お兄ちゃんに、人参とじゃがいも、それからリンゴを3つ頼まれました。

ちゃんと覚えているかな？

今回のおつかいの舞台は、真都君が小学生になったら通う小学校の近くにあるスーパーです。』

白｢ふぅ、ついたぁ。
えっとぉ、にんじんさんとおいもさんと…えっと、あと…あれぇ…なんだっけぇ…｣

ナレ『あらあら、リンゴを3つ。覚えられなかったみたい。』

白｢えっとぉ…あ！まいとのすきな○○ライダーのおかしー！｣

ナレ『あら、お菓子に夢中になってしまってお菓子コーナーへまっしぐら。本当に大丈夫でしょうか…』

白｢○○ライダー…ふふっ(*´∇｀*)｣

ナレ『ほら、ここじゃないでしょ〜？』

白｢んふふっ…あ！おつかい！｣

ナレ『やっと思い出したようです笑
ほら、買い物覚えてる？』

白｢えっとぉ、えっと…あれ？ぜんぶわすれちゃった。どうしよう…｣

ナレ『え〜？全部忘れちゃったの!?
仕方が無いので、1度お家に帰ることにしました。』